夏はやる気が出ない…そんなあなたにこそ試してほしい“ラク片付け”
夏になると、部屋の片付けや掃除に手が回らなくなるという声をよく聞きます。
特に一人暮らしの方にとっては、「誰にも見られないから後回しでいいか」と思ってしまいがち。
けれど、暑さでぐったりしている時こそ、部屋が散らかっているとさらに気分も下がり、疲れやすくなってしまいます。
だからといって、真夏に汗だくで本気の整理整頓をするのは、ちょっとハードルが高いですよね。
そこで今回は、「がんばらなくても、そこそこ片付く」をテーマにした、
一人暮らしの方向けの夏にぴったりな時短収納術を5つご紹介します。
「ラクに」「短時間で」「続けられる」そんな工夫で、暑い季節もスッキリとした暮らしを目指しましょう。
夏の片付けは“頑張らない”が正解!
夏は、ただでさえ体力を奪われやすい季節。
重いものを動かしたり、細かい分類をしたりするような片付けは、つい避けたくなるものです。
でもそれでOK。
無理に完璧を目指すよりも、「少しでもラクに暮らせる空間」を意識する方が、続けやすくなります。
特に一人暮らしでは、「自分が快適かどうか」が何よりも大事。
たとえば、見た目は多少雑でも、自分にとって使いやすければそれで十分です。
今回は、暑くても取り入れやすい5つの収納テクニックをご紹介しますので、全部やろうとせず、まずは一つだけでも取り入れてみてくださいね。
一人暮らしにぴったり!夏の時短収納術5選
1.かご収納で“とりあえず感”をうまく活用
細かい分類や整列を目指すより、「入れるだけで整う」収納を作るのがポイント。
たとえば、よく使う小物やリモコン類は、テーブルの上にかごを1つ置いておくだけでOK。
使ったらその中にポイっと入れるだけで、見た目もスッキリして、掃除もラクになります。
無印良品や100円ショップなどでも、サイズや素材が選べるかごがたくさん売られています。
見た目をそろえると、それだけで“きちんと感”も出ますよ。
2.洗濯まわりを一か所にまとめて“動線短縮”
洗濯用のカゴが別の場所にある、ハンガーがクローゼットに入っている…。
こういった“バラバラ収納”は、片付けの面倒さを倍増させてしまいます。
暑い時期こそ、洗濯まわりのアイテムを「ひとまとめ」にするのがオススメ。
洗濯機の上にラックを置いて、洗剤・洗濯ネット・ハンガーを全部配置。
干す場所の近くに収納ボックスを置くのもいいですね。
動線を短くすれば、それだけで家事全体が時短になり、気持ちにも余裕が出てきます。
3.見せる収納で“探す手間ゼロ”に
使いたいものが見つからないストレスは、夏のイライラの元にもなります。
よく使うものは、あえて「見せる収納」にすると、取り出しやすさもUP。
たとえば、スキンケアや日焼け止め、鍵やサングラスなどは、玄関や洗面所に“定位置”を決めてトレーに並べるだけ。
毎日使うものがすぐ手に取れる環境を作れば、出かける準備もスムーズに。
ごちゃつきを感じさせないためには、「色をそろえる」「余白を持たせる」などの工夫がポイントです。
4.夏グッズは“ワンアクション収納”に
日傘、帽子、冷感グッズ、タオルなど、夏ならではのアイテムは、ワンアクションで取り出せる位置に置いておきましょう。
扉を開けて、引き出しを開けて…という2段階以上の手間は、暑い時期には面倒に感じがち。
たとえば、玄関にフックをつけて帽子を掛けるだけ、洗面所に冷感スプレー用のトレイを置くなど、“動きが少なくて済む収納”が鍵です。
毎日使うものこそ、「取り出しやすさ」を重視した配置にすると、片付けの習慣も自然と身につきます。
5.季節外アイテムは“見えない場所”へ避難
使わないモノが目に入ると、それだけで空間がごちゃごちゃして見えます。
特に冬物や厚手の布団、こたつ布団などは、夏には完全に不要。
こういった季節外のアイテムは、圧縮袋などでできるだけ小さくして、ベッド下やクローゼットの奥など、視界から外れる場所へ。
たったこれだけで、部屋の風通しも見た目のスッキリ感もぐんとアップします。
まとめ|片付けやすさは「仕組み」でつくる
夏の片付けは、無理に頑張らないことが大切です。
少ない動きで、サッと整う仕組みさえ作っておけば、散らかりにくい空間をキープできます。
今回ご紹介した5つの方法は、どれも「続けやすさ」を重視したアイデアです。
まずは1つからで構いません。
暑さに負けず、心地よい一人暮らしの夏を過ごすために、今日から小さく始めてみてくださいね。